株大好き!山田章子さんのコラム「株好き投資家と大証FX」ストックウェザー 大証FX特集

山田章子さんプロフィール

「投資の師匠」の父がFXのことを聞いてきた
「おい、FXってどうなんだ?!」
ドル円が90円を割り込み「円高による業績の悪化が嫌気され日経平均株価は安値を更新」というニュースが毎日のように茶の間のテレビから聞こえはじめた頃のこと、父が突然「FX」という言葉を口にしたことに少々違和感を覚えました。
私にとって投資の師匠ともいえる父は、株式投資歴45年の大ベテラン。売買は年に数えるほどですが、長期スパンで市場を見つめ、四季報はどのページも真っ黒になるまでメモ書きと数字で埋め、朝の5時から日経新聞を隈なく目を通すなど、私が知る限り最も勤勉な投資家です。ただ、中国をはじめとした新興国の発展を誰よりも早く予言していながら海外への投資を毛嫌いし、どんな下げ相場にも信用取引を否定してきた堅実な性格。まして、テレビや紙面では「外国為替投資で大きな損失をだし後悔している」という個人投資家を取り上げた特集記事が溢れている時期でもありました。

「ドルが90円台を割り込むなんて久しぶりだからな…。ユーロだって6年ぶりの安値だって言うじゃないか」
長期投資家の嗅覚が、歴史的な円高をきっかけに、為替取引への関心を引き起こしたようです。

「FX取引は、外国為替証拠金取引というだけあってお父さんの嫌いな信用取引に似ているの。でも、リスク管理を怠らなければ、追証なんて事態は避けられるし、為替手数料は外貨預金や外貨MMFよりもずっと低いの。金利の高い通貨を買えば金利を得ることもできるから、レバレッジをかけなければ外貨預金の代わりにもなるわ」
FX取引の魅力を並べてみたものの、慎重派の父は「でも、あっという間に追証が発生するそうじゃないか…」と、不信感をぬぐえない様子。それならばと、納得できるまで、食卓テーブルを挟んでFXの講義です。


「ロスカット」の重要性は、株式投資と同じ
父はかなりリスクのことが気になるようです。確かに、少ない証拠金にレバレッジを効かせることで、資金効率の高い投資が行える反面、想定外の為替の変動では、より多くの為替差損が生じる可能性があります。
たとえば、1米ドル90円の時に「大証FX」1取引単位(1万通貨単位)を買う場合、必要となる証拠金が3万円だと、レバレッジは30倍です。
3万円の証拠金を預け、米ドルを買って円を売るという建玉を1枚(1万ドル)持った場合、92円の円安に向かえば2万円の為替差益が得られ、88円の円高に傾けばマイナス2万円の損失が生じる仕組みとなります。
ただし、損失を最大でも1万円に抑えたいと考えるならば89円で反対売買する注文を出す設定をすることもできます。もちろん、1ポジションあたり10万円までの損失に耐えられるという方は、充分な証拠金を積み、ロスカットの水準を80円に設定することも可能です。このように損失を制限しておくことで、想定に反した為替変動の際も、損失を限定させる注文方法もあります。
「ロスカットの重要性は、株式投資でも同じだな」、とは父の弁ですが…。



当サイトは特に、株式等の有価証券の情報提供を目的とし、税金や、法律的な意見、また将来に関する予想、及び投資勧誘を目的としておりません。有価証券投資はあくまで、自己責任が原則となっております。当サイトで提供している株価情報等の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び株価情報等の提供者は一切責任を負いかねます。